文京区の第1種住居地域と一部近隣商業地域にまたがる閑静な住宅街におけるスマートデイズとイノベーターズによる簡易宿所「宿処 龍馬」の建設計画を受け、それに反対するために2017年秋に立ち上がりました。
スマートデイズの経営破綻により、イノベーターズが事業から撤退したものの、土地はそのままであり、新たな事業者は決まっていない状態が続いています。(2018年8月時点)
地元区民としては「このままでは新たな簡易宿所建設計画が持ち上がりかねない」こともあり、文京区の住環境を守る会(千石4丁目)を母体として、同じメンバーで新たに「千石4丁目(南)地区」協議会(※注1)を立ち上げ、地区計画づくりに取り組むことにしました。
地区計画対象域内ではホテル・旅館・簡易宿所の建設を規制するほか、「民泊」に関しては「家主滞在型」に限定するなど、安全・安心な住環境を守るとともに、防災・防犯・防疫面に配慮したまちづくりを目指しています。
また、こうした地元区民の自発的なまちづくりの動きを支援する必要性があることから、区に対する「陳情」や「要望」、区議会に対する「請願書」の提出を通じ、文京区に対し、区民目線で区民の立場に立ち、区民に寄り添うまちづくり政策の実現を働きかけていくことにしています。
※注1▶「千石憲章」や「建築協定」「地区計画」づくりの主体としての名称は「千石4丁目(南)地区」協議会を使用し、これらを含めて住環境全般を守る取り組みは「文京区の住環境を守る会(千石4丁目)」として活動します。